生活に必要な家具がもともとある!家具・家電付き物件の特徴は?
家具・家電付き物件とは、その名の通り、物件自体にもともと家具や家電が備え付けられている物件のことを言います。
生活するのに最低限必要な家具・家電がほとんどある物件が多いので、引っ越したその日から生活できるんですよ!
具体的には、電子レンジ、冷蔵庫、コンロ、エアコン、洗濯機、テレビなどの家電や、家具では、ベッドや寝具、ソファー、カーテン、照明器具などが備えつけられているのが一般的です。
不動産会社の中では、追加オプションとして月額○円でプラス掃除機やテレビ台、ローテーブルなどを追加でつけることもできるところもありますよ。
最近では、家賃に水光熱費やWi-Fi回線の使用料込みの物件もあり、月々の生活費も抑えることができるのです!
便利がいっぱい!家具・家電付き物件のメリット
<引っ越しをすればすぐに生活が始められる!>
家具・家電付き物件の最大のメリットは、新生活を始めるにあたって、家具や家電などを購入しなくてもすぐに生活が始められることです!
引っ越しをする際は、引っ越し費用や物件を借りる際の初期費用などさまざまな費用が必要になるので、お金がかかりますよね?
家具・家電付き物件に住めば、家具や家電などを購入する際の費用がかからずに済みますので、とっても経済的なんです!
単身赴任や転勤など急遽引っ越しが決まった場合でも、すぐに生活できる環境が整っていますよ!
<住めるようにするための準備の手間がかからない!>
家具や家電が付いているので、引っ越しの際にテレビを設置して設定したり、購入した家具を組み立てたりなどの手間も省くことができるところもメリットですね。
物件や部屋によって備えられている設備が異なるため、事前に確認するようにしてくださいね。
家具・家電付き物件は、引っ越し費用をなるべくかけたくない人や、必要最低限の家具さえあればいい人、地元に帰る予定があるため新しい家具は必要ないという人におススメです!
家具・家電が決められているからこそ起こる家具・家電付き物件のデメリット
家具・家電付きの物件では、費用が安く、手軽に住めるが故に起こるデメリットもあります。
<自分の好きな内装にできない>
自分の好みの家具や家電を揃えることができないところがデメリットです。
インテリアの色や形にこだわりがある人や、「テレビは大きなものが良い」、「ベッドや枕の高さや柔らかさがこれでは寝れない」という人は向いていないかもしれませんね。
<誰かが使ったものを使う>
備え付けの家具や家電は、新築でない限り、一度は人が使ったことのあるものです。
新築の家具・家電付き物件でも、リサイクル家電や家具を使用していることもあるのです。
特に、ベッドや枕などは、一度誰かが使ったものは使いたくないという潔癖症の人もいるのでは?
そんな人にはお勧めできない物件ですね。
<契約内容によっては弁償しなければいけないことも>
さらに、入居する際は、契約書をきちんと確認するようにしましょう。
なぜかというと、備え受けの家具や家電が壊れたときの対応が契約内容によって変わってくるためです。
契約書に、「家具・家電は設備です」と記載してある場合は、基本的に大家さんが修理費用を出してくれたり交換をしてくれますが、「貸与」、「無償貸与」、「設備外」などと記載されている場合は、物件を借りている人が修理費用を出したり、新しいものを購入しなければなりません。
このようなデメリットも合わせて検討すると良いですよ!