引っ越しをする前には、荷造りをしなければなりませんよね。
荷物を手当たり次第に分類せずに入れてしまうと、、新居で荷物を整理しようとしたときに、どのダンボールに何が入っているか分からなくなってしまい、整理に時間がかかってしまいます。
荷造りにもコツがあるため、それを参考にすると、スムーズな引っ越しができるようになりますよ!
①まずは部屋を分類しよう!
荷造りをする際は、まず、どこから手をつけて良いか分からなくなってしまう人も多いでしょう。
荷造りはまず、場所を分類することから始めるのがポイントなんですよ!
「リビング」、「寝室」、「キッチン」、「洗面所」、「浴室」、「トイレ」、「玄関」などに分け、さらに、「リビングのテレビボードの中」、「洗面所の洗面化粧台の収納棚」などというように、部屋の中のどこのエリアに収納されていたものなのかをさらにグループ分けします。
②次にダンボールを組み立てよう!
次に、引っ越し業者からもらったダンボールを組み立てます。
ダンボールは、線に沿って折って組み立てると、底の中心部分に一番負荷がかかります。
そのため、組み立てた後にガムテープで留める際に、ダンボールのフタの端だけを留めるのではなく、ダンボールの底が十字になるように留めるのが良いですよ!
十字に留めることによって、ダンボールのフタの端の力と垂直の力も加わるため、強度が強くなるのです。
また、よくダンボールのフタを交互に重ねて組み立てる人もいますが、この方法は、底の中心部分が最も弱くなるため、詰めた荷物がスポンと抜けてしまいます。
そのため、線に沿って組み立て、中央部分に十字にガムテープを留める方法が一番強度が強いと言えるでしょう。
また、ホームセンターなどでもらってきたダンボールは中には組み立ててあるものもあると思いますが、ガムテープの強度が弱っている可能性があるため、貼り直してくださいね!
③普段使わないものから荷物を詰めていこう!
ダンボールが組み立て終わったら、荷物を詰めていきます。
このとき、寝室のクローゼットに入っているシーズンではない洋服や、食器棚に入っている来客用の食器など、普段の生活で使わないものから詰めていくことがポイントですよ!
荷物を詰める際のコツとしては、重いものは小さい箱に入れ、軽いものほど大きな箱に入れるようにしましょうね!
物理的に、大きい箱の底は強度が弱いため、大きい荷物を詰めると底が抜けてしまうためです。
また、違う考え方としては、大きな箱に重いものをどんどん詰めていくと、運ぶときにとっても大変になるからです!
重いものはなるべく小さな箱に小分けに詰めると、1つ1つのダンボールの重さが運びやすい重さになるんですよ。
大きな箱には、バッグ類やぬいぐるみなど、重さは軽いが、かさばるものを入れると良いでしょう。
また、ふだん読まない本や雑誌は、ダンボールに入れなくても良いですよ。
ビニールひもなどで縛っておけば運びやすいですし、そうすることで、ダンボールの節約もできますよね!
表紙やページが破れることが心配な人は、ダンボールに入れても良いですよ。
ダンボールに入れた後は、運ぶ人が見える位置に、「どこに運ぶ」、「何が入っている」などを記入します。
ダンボールの側面と上のフタの部分の2箇所に、太い油性ペンで書くと分かりやすいですね。
④使うかもしれない荷物を詰めていく
普段使わないものを詰めたら、次に、日常的に絶対使うものではなく、「使うかもしれないもの」を詰めます。
もしかしたら使うかもしれないもののため、ダンボールに詰めた後は、ガムテープでフタをせずに、置いておきましょうね。
引っ越し当日まで使わなければ、当日にフタを閉めれば良いのです。
⑤普段使う荷物を詰める
引っ越し前日または当日に、普段使っている歯ブラシやシャンプー、化粧品、コンタクトなどを詰めます。
使い終わったらダンボールに入れるようにしましょう!
また、引っ越し当日に着る服や、汗を拭くタオルも忘れずに準備しておいてくださいね!
これらの日常的に使用するものは、新居でもすぐに使用するため、一番最後に運びます。
普段使うものや服などを入れておく用に、少し大きめのダンボールを準備しておくと便利でしょう。
また、引っ越し当日の最後まで使うようなガムテープや油性ペン、はさみ、軍手などの小物を入れる用の小さめのダンボールも準備しておくと便利ですよ!