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物件選びのコツ!~物件の場所編~

良さそうな不動産会社が見つかったら、物件探しを始めましょう!

物件を探す際も、不動産会社選びのようにコツがあります。

希望が何もない状態で賃貸物件を探そうとしても、ただただ時間がかかってしまうだけですからね。

希望条件を考えるのと同時に、どんな条件を第一希望にするか、次に何を第二希望にするかの優先順位を決めておくと、不動産会社に行ったときもスムーズに物件探しができるでしょう。

優先順位が決められない人も多いと思うので、その場合は営業マンに相談して、一緒に決めていけば良いですよ!

インターネットサイトやスマホアプリ、不動産会社で物件探しをする際に挙げられる希望条件について、詳しく見ていきましょう!

 

まずはエリアを絞ろう!

「エアコン完備」や「南向き、東向き」などの条件に合う物件は、都道府県・市区町村、どこの物件でも当たり前に存在します。

転勤や進学など、住みたい物件のエリアが決まっている人は問題ありませんが、住みたいエリアが決まっていない人はエリアを絞らないことには何も始まらないため、一番最初に住みたいエリアを決めることから始めましょう。

かといって、「○○県の▲▲市に転勤が決まったけど、同じ市内に住むか、隣の市や町に住むかが決まらない」などの悩みがある人もいるでしょう。

その場合は、不動産会社に行って営業マンに相談すると、アドバイスがもらえますよ!

例えば、「会社がここにあって自動車通勤なのであれば、A物件だと、B物件より職場から少し距離が離れますが、大通りが近くにあって朝の通勤が渋滞しないため、A物件の方がスムーズに通勤できますよ」など教えてくれます。

このように、その地域で働く不動産会社の社員だからこそ知っている情報があって教えてくれるのです!

 

駅までの距離は近い方が良い!?

<家から駅まで近いことのメリット>

電車通勤・電車通学の人は、家から駅までの距離を重視する人が非常に多いのではないでしょうか。

家から駅までの距離が近いと、雨が降ったときにもさほど濡れずに済みますし、何よりも、通勤・通学時間が短くなることがメリットと言えますよね。

また、駅周辺には、商業施設や病院などの普段利用できる施設も多くあり、非常に便利です。

最近では、物件と駅直結のマンションも増えているようで、このような物件に住むと、雨に一切濡れることはありませんし、防犯カメラも完備されているため、とっても安心ですね。

 

<家から駅まで近いことのデメリット>

駅までの距離が近い物件は、家賃が高くなることが多い、部屋の広さが狭くなる傾向にあるというところがデメリットでもあるのです。

そのため、物件探しの際は、「駅まで徒歩では距離があるけど、バス停は近い」というような物件も視野に入れると良いですね。

家の最寄りのバス停に停まるバスが目的の駅に向かう場合、駅まで徒歩で行くよりも時間がかからないことがあるためです。

 

<家から駅まで近い方が良いか?遠い方が良いか?>

通勤・通学が電車の人はもちろん、一人暮らしで仕事が忙しく、帰宅が終電近くの時間になる人は駅から近い物件を選んだ方が良いかもしれませんね。

しかし、間取りが広い方が良い、車通勤の人などは駅から遠い物件を選んだ方が希望の物件が見つかる場合が多いです。

 

<「▲▲駅まで徒歩○分」のカラクリ>

物件探しをしていると、「▲▲駅まで徒歩○分」と表示されていますが、実際に部屋を借りて家から駅まで歩いてみると、記載されていた分数より時間がかかる場合がほとんどです。

これにはカラクリがあるのです!

この数字は、人間が実際に歩いた分数を表示しているケースはほとんどなく、距離80mを徒歩1分として計算しているだけなのです。

そのため、信号の数や、裏道を行くのか大通りを通るのかによっても分数は大きく変わるのです!

駅から近い物件を選んだのに、実際時間がかかってガッカリということを避けるためにも、目安として見るようにした方が良いですね。

内見時に余裕があるのであれば、実際に歩いてみて時間を計ってみると良いでしょう!