ただ新しいだけじゃない!新築物件の定義とは?
新築物件を呼ばれる物件は、賃貸物件を探している人にとっては、一度は住んでみたい憧れの物件なのでは!?
そんな新築物件、ただ新しいだけでは「新築物件」と呼ぶことができないのです。
広告などに掲載される賃貸情報では、きちんとした「新築物件」の定義があるのです。
広告表記における「新築物件」とは、築年数が1年未満且つ、今までに誰も入居していない物件のことを指します。
つまり、一度でも、わずかな期間でも誰かが入居してしまうと、「新築物件」とは表記できなくなってしまうということですね!
また、物件が建ってから1年以上経ってしまうと、誰も入居していなくても新築物件と呼ぶことはできなくなります。
そのため、新築物件に住んでいるということは、本当に真新しい物件に住むということになるので、全ての設備を触るのは、自分が第一号になるんですよ。
なによりも「綺麗」という言葉につきる!新築物件のメリット
<自分が一番最初に住む気持ち良さ!>
新築物件の最大のメリットは、何と言っても綺麗で、以前に誰も住んでいないため、気持ちが良いことです。
新築物件の新しい家の匂いを良い匂いがすると感じる人もいるのでは?
<最新設備が充実!>
特にマンションに多い傾向にありますが、オートロックや防犯カメラなどのセキュリティ設備が揃っていたり、最新設備が充実しているところもメリットです!
例えば、 IHの調理器具が設備されていたり、お風呂は追い炊き機能付きや浴室乾燥機能付きのシステムバス、床暖房がついていたり、トイレには温水洗浄便座が設置されたりしています。
また、キッチン、トイレ、お風呂などの水回りが広かったり収納が多かったりして、家族で住む場合に物が多くてもたっぷり収納でき、見た目もスッキリさせることができるのです。
<一昔前に比べて家賃などがさほど高くない!>
最新設備が充実しているのにもかかわらず、初期費用や家賃も昔に比べるとさほど高額ではないこともメリットです。
新築物件は、さほど金額は高くないが、防犯性が高い上質な暮らしを保証してくれるため、女性の一人暮らしにおススメです!
新しいからこそ起こる新築物件のデメリット
新築物件でも、少なからずデメリットもあります。
<シックハウス症候群のリスクがある>
新築物件では、「シックハウス症候群」のリスクがあることがデメリットです。
シックハウス症候群とは、物件を造るのに使用する建材に含まれている有害な化学物質が原因で、頭痛や吐き気、めまい、アレルギーなどが現れることを言います。
新築物件は建材が新しいため、シックハウス症候群にかかる可能性が高いと言われています。
新築物件に入居した際は、入居して1ヶ月くらいは網戸にして換気したり、換気扇をつけるなどして、しっかり換気をしておいた方が良いでしょう。
ただし、最近の新築物件では、シックハウス対策を取り入れている物件もあるため、さまざまな新築物件を比較してみると良いですね。
<入居前、物件を内見できない!>
また、物件検索サイトや不動産会社で物件探しをしているときに、絵で描かれている物件があります。
その物件は新築物件で、まだ完成していない物件のため、絵で描かれているのです。
その物件は、現地に内見しに行っても見学することができないということがデメリットになります。
部屋を見ずに契約してしまうと、自分が思っていたイメージと違ったり、隠れた欠陥が後で発覚することがあります。
できれば完成して内見してから入居することをお勧めしますよ!