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マンションは英語で言うと「豪邸」!?
マンションとは、英語では「豪邸」という意味で使われることが多いですが、日本では主に、比較的大規模で設備が良い中高層集合住宅を指すときに使われます。
最初に「マンション」と使われるようになったのは、昭和30年代初め頃です。
その頃、マンションが建て始められた頃だったので、公団住宅などとの違いを出すために、高級感をイメージして「マンション」と言われるようになり、日本での「マンション」という言葉が定着したそうですよ。
しかし、英語では「豪邸」を意味しますので、外国人に「マンションに住んでいる」と言うと大金持ちだと思われてしまいます。要注意ですよ!
マンションは「大規模な設備の良い鉄筋建築」という特徴がある!
マンションの構造は、鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造のような鉄筋建築で、丈夫に造られていることが特徴的です。
つまり、「大規模な鉄筋建築の建物」が主に「マンション」と呼ばれることが多いのですが、実際はきちんとした定義はないのです。
そのため、不動産や大家が「マンションだ!」と言えば、小規模な木造住宅でも「マンション」になってしまうようですね。
マンションは、主に人口が集まる都市部で多く建てられており、防犯性や防音性が高く、アパートに比べると家賃や共益費などが少し高めに設定されていることが多いのも特徴です!
<分譲マンション、賃貸マンションとは?>
マンションは、個人が購入できるものを「分譲マンション」、賃貸されるものを「賃貸マンション」と呼びます。
バブルの時代にはスポーツジムやプールなどの設備がある物件に人気が集まりましたが、バブルが崩壊してからはそのような物件はあまり人気がなくなりました。
それ以降、スポーツジムやプールなどの設備がある物件は、新築として建てられることが非常に少なくなってしまいました。
ホテルのように豪華なので、素敵なんですけどね!
マンションに住めば、いろんなものから守られる!
<防犯性が高い!>
マンションに住む際のメリットは、まず、防犯性が高いところです。
防犯カメラが設置されていたり、部屋に窓が少なかったり、オートロックがついていたりなど、空き巣や放火などの防犯性に優れているところが特徴的です。
女性の一人暮らしや子どもがいる家族などに向いていますね!
<防音性に優れている!>
比較的防音性に優れている物件も多いですね。
ただし、そのマンションを建てる際に、どれだけ防音性を考えて建てられたかによって大きく変わりますので、賃貸契約をする前に確認しておく必要がありますね!
<気密性、断熱性が高い!>
マンションは、アパートに比べると気密性や断熱性が高いというメリットもあります。
気密性が高いことによって、室内に湿気が発生しやすいというデメリットもありますが、エアコンの効きがが非常に良いです!
そのため、電気代が安く済むというメリットがあります。
夏や冬は快適ですよ!
<都市部に住みたい人にはメリット!>
費用面では、都市部に一戸建てを購入するよりも家賃の方が安いというところがメリットです。
管理費を払っていれば、管理人に共有部分の維持管理も行ってもらうこともできますからね!
ただし、住んでいる物件がハイクラスだったり、年数が長かったりすると、購入の方が安くなる場合もあります。
集合住宅だから起こる!マンションに住むデメリット
<騒音トラブルが多い>
マンションに住む際の最も大きなデメリットは、アパートなどの集合住宅でも同じことが言えますが、騒音トラブルが多いところですね。
アパートに比べると防音性には優れていますが、それでも、角部屋や最上階の部屋でない限り、上下左右の生活音が聞こえてきたり、反対に相手に聞こえてしまったりすることがあります。
特にトイレや浴室の排水音は、配管を伝うため、音が響くのです。
集合住宅の構造上、仕方のないことですけどね。
<全ての部屋が日当たりが良いわけではない>
マンションは、機能的に部屋を配置しているため、全ての部屋が日当たりが良いわけではないところもデメリットです。
上層階だと日当たりは良いのですが、下層階だと、バルコニー部分でも日当たりが悪いことがあるのです。
建物の高さが高いために起こるデメリットですね。
<その他もまだあるデメリット>
マンションは大規模で戸数が多いため、火災が起こる確率も高くなります。
また、金銭面でのデメリットもあります。
賃貸マンションに長期に渡って住んだ場合、老後の年金生活になったときの毎月の負担が、一戸建てよりも大きいところもデメリットと言えます。
一戸建てだと、ローンを払い終わってしまえば毎月かかる費用はなくなりますからね。