マンションにしか存在しない分譲タイプ賃貸物件に住もう!
もともとは購入目的のマンションだった!分譲タイプ賃貸物件の特徴
分譲タイプ賃貸物件とは、もともと購入用に建てられた物件を賃貸として入居できるようにしている物件のことを言います。
また、分譲物件のうちの1部屋を購入した人が大家になって、他の人に貸し出す場合も指します。
分譲タイプ賃貸物件は、ほとんどがマンションで、アパートやコーポなどの分譲賃貸物件はほぼ存在しません。
分譲タイプ賃貸物件の特徴は、もともと分譲マンションのため、セキュリティ設備や物件自体の設備、部屋の設備のクオリティが高いことです!
そのため、「家賃が高い高級な物件」と思う人も多いのではないでしょうか。
しかし、中には一般的な賃貸物件と同じ程度の設備で、家賃もさほど高くないという物件もあるため、探してみるのも良いですよ!
分譲タイプ賃貸物件は、物件選びで失敗したくない人や、賃貸だがクオリティの高い物件に住みたいという人におススメです!
<どんな場合に分譲賃貸にするの?>
分譲タイプ賃貸物件にするケースは、「購入したマンションに長く住む予定だったが急に転勤が決まってしまい、家族もいないため、住む人がいない」というケースや、「そもそも自分は住む予定がなく、人に貸す目的で購入した」ケース、「もともと分譲マンションとして建てたが、購入者が全然いなかったので賃貸にした」ケースなど、さまざまな理由があるんですね。
転勤などでやむを得ず賃貸にしたケースでは、いずれかは貸主がその部屋に戻ってくるため、契約期間はその期間内で設定されている場合が多いです。
クオリティが高い!分譲タイプ賃貸物件のメリット
<賃貸に必要な費用だけでクオリティの高い物件に住める!>
通常、分譲マンションを購入するときには多額の資金が必要になりますが、分譲タイプ賃貸物件であれば、毎月家賃を支払うだけでクオリティの高い物件に住むことができることが最大のメリットです!
通常の賃貸マンションよりも建物自体に高級感がありますし、セキュリティ設備も整っていますからね!
具体的には、物件自体がオートロックだったり、防犯カメラが多く設置されていたり、部屋の中には大きなウォークインクローゼットや床暖房などの設備が整ったりしています。
それだけでなく、建物の構造もしっかりした造りになっていることが多いんですよ!
そのため、賃貸マンションよりも、耐震性や防音性に優れている場合が多いです。
<住人の質が良い!>
分譲タイプ賃貸物件の入居者は、そこのマンションを購入している人が多いため、その物件に長く住む人が多く、隣人トラブルにならないように協調性を大切にしている人が多い傾向にあります。
そのため、住んでいる人の質も高いというメリットがあるのです!
これらのメリットがある分譲タイプ賃貸物件は、若い人が初めて一人暮らしをする場合や、セキュリティを重視する女性の一人暮らしなどにおススメですよ!
分譲と賃貸が混ざったからこそ起こる分譲タイプ賃貸物件のデメリット
<クオリティが高い分家賃が高め>
分譲賃貸マンションは、一般的な賃貸マンションよりも家賃が高めに設定されている場合が多いです。
<急な退去を迫られる場合も…>
転勤などでやむを得ず賃貸にしたケースでは、その部屋が気に入って長く住みたいと思っても、貸主が戻ってきたら退去を迫られることがあることもデメリットです。
この場合、貸主によっては、そのまま住んでいても良いと言われる場合もあるため、確認しましょうね!