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不動産の物件探しの豆知識を掲載!

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物件探しで困った人が知りたい!妥協するところとしてはいけないところ

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妥協するのはどんなところ?

物件探しをしている人が希望する条件の中では、「家賃が安い」、「駅から家まで歩いても疲れない距離」、「築年数が新しい」、「物件の見た目が綺麗」、「部屋が広い」、「部屋の中がオシャレ」、「通勤時間が大体30分くらい」、「近くにコンビニやスーパーがある」、「日当たりが良い」などを希望する人が多い傾向にあります。

これらの条件は希望する人が多く、それに当てはまっている物件はほとんど埋まっており、なかなか見つからないものなのです。

そのため、どこが妥協できるかを考える必要がありますね。

 

<駅からの距離を妥協してみよう!>

なかなか気に入る物件が見つからない人の多くが妥協する部分が、駅からの距離です。

駅からの距離では、「徒歩10分圏内」を希望に探す人が多い傾向にあるため、この条件に当てはまった気に入る物件はなかなか見つかりません。

それを、「徒歩15~20分圏内」くらいにまで広げると、物件数は一気に多くなるのです!

徒歩10分と徒歩20分では結構差を感じるかもしれませんが、この「徒歩○分」というのは、80mを徒歩1分として地図上で計算しているだけなので、実際歩いてみたときの分数とは異なるのです。

そのため、徒歩10分の物件と徒歩20分の物件を比べて、徒歩20分の物件に近道があった場合は、さほど変わらない時間で駅まで辿り着く可能性もあるんですよ!

また、バスや自転車で駅まで行くことを視野に入れれば、徒歩圏内にこだわることなく物件を探すことができるため、広くて綺麗な物件が見つかる可能性も広がりますよね!

 

<築年数を妥協してみよう!>

賃貸物件を探している人の中には、「築年数が新しいほど良い」という人が多いですが、必然的に家賃は高くなります。

この部分が妥協できれば物件数は格段に増えるのですが、「築年数が古い物件は、間取りや内装が古いかもしれないからどうしても妥協できない…」という人も多いのではないでしょうか。

それでも一度、築年数を広げて探してみることをお勧めします!

リノベーション物件やリフォーム物件がたくさん出てくるため、築年数も外観も古そうでも、内装は新築同様に綺麗な物件が見つかるかもしれませんよ!

生活をする際には、建物の外観を気にすることはほとんどないため、重要なのは居住スペースになるのです。

ただし、どこまでリノベーション・リフォームしているかによって耐震性能や耐久性が変わってきますので、その部分は不動産会社の営業マンに確認する必要がありますね!

 

妥協してはいけないのはどんなところ?

妥協するところとは反対に、妥協すると危険だったり、不便だったりする条件もあります。

 

<家賃を妥協すると後から痛い目に…>

家賃については、人によって金銭感覚が異なるため、一概に「妥協してはいけません」とは言えません。

しかし、自分の収入に見合わない、高い家賃の物件に住んでいては生活していけませんよね!

「家賃は収入の3分の1まで」という基準を目安にし、それ以下の家賃を選ぶことがポイントですよ!

綺麗で設備が整った物件に住みたくて、「5,000円くらいなら家賃を上げてもいいかな…」と無理をしてしまうと、実際生活をし始めたときに、「妥協すれば良かった…」と感じてしまうことが多いのです。

「たかが○千円」と思っていても、生活をしていくと、意外に大きな痛手になってしまうものなんですよ。

 

<物件周辺の環境も忘れちゃいけないポイント!>

物件周辺の環境は、部屋自体の条件ではないため忘れられがちですが、重要な条件の1つなんですよ!

特に電車通勤で、毎日家から駅まで歩く人は要チェックです!

また、自動車通勤の人でも、夜コンビニに行ったり、電車に乗って出かけることもあると思いますので、参考にしてくださいね!

まず、普段歩く近所の道路に街灯が多いか、人通りが多いかをチェックしましょう。

不動産会社の人と内見をするときは、昼間に行くことが多いため、夜の周囲の環境は分かりませんよね?

昼間は「閑静な住宅街」に見えても、夜は「街灯が少なくて人通りも少ない危険な道」になってしまう場合があるのです。

このような道は犯罪者に狙われやすく、また、犯罪に巻き込まれたとしても人通りが少ないため、助けを求めることができないのです。

特に女性の一人暮らしや、部活や塾などで帰りが遅くなる未成年の子どもがいる家庭などは避けた方が良いですね。

どうしても気に入っている物件なのであれば、内見は、昼間と夜の2回に分けて見に行った方が良いでしょう。

夜の雰囲気が危なそうなのであれば、身の危険を重視して、諦めた方が良いかもしれませんね。

 

<生活環境に合わない物件も避けた方が良い?>

「家族で住んでいるため毎日自炊を行うが、近所にスーパーがない」ところや、「一人暮らしで自炊をしないのに、コンビニや飲食店がない」ところも、周囲の環境として非常に不便です。

仕事帰りに他の場所で買い物したりご飯を食べたりするなど、このデメリットを補うことができるのであれば問題ありませんが、それが難しい場合は妥協できないポイントの1つになりますね。

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