なんと言っても家賃が安い!格安物件に住もう!
家賃が安いのにはワケがある!格安物件ってどんな物件のこと?
格安物件とは、その名の通り、家賃が非常に安い物件のことを言います。
住む地域にもよりますが、一般的に、家賃が3万円以下だと格安物件と呼ぶことが多いです。
中には、家賃と共益費や管理費込みで4万円以下の物件もあるんですよ!
格安物件は、主に、駅から距離が離れている物件や、高速道路沿いや街道沿いなどの騒音がある場所に建てられている物件、空気が悪い場所に建てられている物件、築年数が古い物件、間取りが今どきではない物件などが挙げられます。
その他、中層階なのにもかかわらずエレベーターが無い物件や、反社会勢力集団の事務所や火葬場などの人があまり好まない施設が近所にある物件、事故物件なども格安物件で取り扱われることが多いのです。
現代では建てられなくなりましたが、昔に建築された、風呂なしトイレ共同などのアパートも少なからず格安物件として存在しますよ。
何かを我慢すれば得られる格安物件のメリット!
<家賃がとっても安い!>
格安物件の最大のメリットは、何と言っても家賃が安いことにあります!
また、家賃が安いことから、初期費用も安く済むのです!
敷金や礼金、仲介手数料などは家賃を基準として設定されるため、家賃が安ければ、その分初期費用も安く抑えられるということなんです。
家賃が安いと、ボロボロの物件しかないのではないか?と思われるかもしれませんが、家賃は、物件の築年数だけで決められているわけではないんですよ。
家賃は、エリアや駅からの距離や物件の周りの環境なども考慮されて設定されているため、エリアを変えたり、駅からの距離を離したり、周りの環境を我慢すると、家賃は下がるのです!
家賃の金額をなるべく抑えて、趣味や娯楽に使ったり、貯金に回すお金を増やせることがメリットですね。
不便、気になることが格安物件のデメリット!
しかし、格安だと、デメリットもたくさんあることは事実です。
<交通手段によっては不便!>
上記で挙げた、「駅から距離が離れている物件」の場合ですが、通勤・通学手段が電車の場合は、雨の日や夏の暑い日に長距離を歩くか自転車で行くかなどしなければならないため、不便だということがデメリットです。
しかし、自動車を持っていて、車通勤などの場合は、さほどデメリットはないでしょう!
また、駅から遠い場合だと人が少ない傾向にあるため、治安が悪い可能性もありますし、暗い道がある可能性もあるため、そこがデメリットとも言えます。
女性の一人暮らしや子どもがいる家庭には向いていないのかもしれませんね。
<粉塵や騒音、揺れが気になる…>
「空気が悪い場所に建てられている物件」の場合では、粉塵の問題で窓を開けられなかったり、洗濯物が干しづらいというデメリットがあります。
また、「騒音がある場所に建てられている物件」の場合だと、トラックなどの大型車が通ったときの騒音や揺れが気になることもデメリットですね。
しかし、そのような場所に建てられている物件でも、道路の反対側の住戸だと意外と静かだったり、格安でも防音対策がされている物件もありますので、実際に内見してみて音を聞いてみると良いですよ!
<築年数が古い物件が格安物件になりがち>
そして、「格安物件」と聞くと一番最初に思い浮かぶのが、「築年数が古い物件」なのではないでしょうか。
築年数が古い物件は、リノベーション物件でない限り、あまり人気がありません。
あまりにも築年数が古い物件の場合、虫やネズミが出たり、耐震性がなかったり、床が傷んでいてキシキシ音が鳴ったり、取り壊しの対象になっている場合があります。
しかし、築20~30年程のバブル期に建てられた物件は、「ビンテージマンション」として意外にも人気があるため、一部の人には需要があるそうですよ。