家賃が安いことがメリット!アパートに住もう!
マンション含め、全ての集合住宅を「アパート」と呼ぶ!?
アパートとは、建物の内部を複数に区切り、それぞれを独立した住居用の部屋としている集合住宅のことを指します。
この「アパート」という言葉は、実は、英語の「apartment(アパートメント)」という言葉を元にして作られた和製英語なのです。
日本では主に、木造や軽量鉄骨造で建築されている2階建てなどの低層住宅を指すことがほとんどですが、もともとの「アパートメント」という言葉は、全体的な集合住宅そのものを指すため、日本で言う「マンション」も、外国では「アパートメント」なのです。
つまり、マンションに住んでいる場合でも、外国では「アパートメントに住んでいる」と言わないと、通用しないのです。
日本独特な定義ですね!
アパートの特徴はこんなところ!
ここからは、日本でのアパートでの特徴を説明していきますね。
アパートは、上でも説明したとおり、木造や軽量鉄骨造で建築されている低層住宅を指しますが、マンションと同じく、きちんとした定義はないのが現状です。
現在では、分譲で建てられることはなく、ほとんどが賃貸物件として建てられています。
マンションに比べると小規模・低層で、戸数も少ないため、エレベーターは基本的にほとんどの物件で設置されていないんですよ。
現代では新たに建てられることはありませんが、以前に建てられた、風呂なし・トイレ共同という昔ながらのアパートも、現代でも存在しています。
このような昔ながらのアパートは、一般的にトイレや風呂、台所などの水回りが共同で使いづらいため、家賃が非常に安いという特徴があります。
一方で、最近では、マンションのような見た目の、とってもオシャレな物件も増えているんですよ。
デザイナーズ物件もありますし、浴室やキッチンなどが高機能な物件もあります。
築年数が古くても、リノベーションされた物件であれば、新築のような部屋に安く住むことができるんですよ!
アパートは「安い」ところがメリット!
<毎月の維持費が安い!>
アパートに住む最大のメリットは、マンションに比べて家賃が安いところです!
なぜ家賃が安いのかというと、マンションは建築費が多くかかってしまうのに対し、アパートは建築費が安いことにあるからなんです。
また、管理人が駐在している物件が少ないため、管理費もほとんどかかりません。
かかったとしても、非常に少額ですしね。
駐車場代が家賃に含まれているアパートもあるため、駐車場代が無料で借りられる場合もあるんですよ!
<駅近でも安くて好物件が多い!>
アパートは、マンションに比べると規模が小さいため、駅近くなどの立地条件が良い物件でも、安くて綺麗な物件を見つけることができるところもメリットです。
マンションと同じ家賃だったとしても、間取りが広い物件が多いんですよ。
そのため、アパートは、「なるべく安く部屋を借りたい」という一人暮らしの人や学生、「最初は安い部屋に住んで貯金をして、一戸建てを購入したい」という新婚夫婦や同棲カップルにおススメですよ!
素材が持つ特徴のために起こるアパートのデメリット!
<生活音が聞こえやすい!>
アパートは主に木造や軽量鉄骨造で建てられていることが多いため、自分の部屋や近隣の部屋の生活音が伝わりやすいというデメリットがあります。
物件によっては、話し声まで丸聞こえなんてこともあるんですよ!
そのため、隣人トラブルが起こることもあります。
物件を選ぶときは、なるべく最上階や角部屋、階段から遠い部屋を選ぶようにすれば、このようなトラブルも起こりにくくなりますよ!
<自分の家のトラブルが同じアパートの部屋にも伝わりやすい!>
木造建てのアパートは、火災や水漏れなどのトラブルが起こったときに、隣家や階下へ被害が及ぶ可能性が非常に高いところもデメリットです。
物理的に木は火が燃え移りやすいですし、水も浸透しますからね。
日頃、注意しながら生活することが大切になりますね。
<エアコンの効きが悪い!>
木造アパートは、木が持つ素質として気密性が低いという特徴があるため、エアコンの効きが悪い傾向にあります。
木造で広めのアパートだと、ただでさえエアコンの効きが悪いのにエアコンも古いとなると、余計な稼働をしてしまい、電気代が高くなってしまう場合があります。
物件探しの際には、そのアパートが何で造られているのかをチェックして、その素材の特徴を調べておいた方が良いですよ!