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内見時にチェックする場所はココ!~物件の内部編~

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実際、内見に行くとなった場合、初めて賃貸物件を借りる人は、どんなところを見れば良いのか分からないのでは?

内見のときに、ただ眺めているだけでは、実際住んだときに大きなギャップを感じてしまう可能性が高いのです!

ここでは、物件を内見する際のチェックポイントをいくつか紹介していきますので、内見時に参考にしてみてくださいね!

 

物件資料の広さと実際の広さを見比べよう!

<物件資料の写真は部屋が広く見えるトリック!>

物件資料には「○帖」と書かれていても、実際に感じる広さは全く違うように感じることがあります。

物件資料の写真は、家具など何も置いてありませんし、広く綺麗に見えるように日当たりの良い場所で、魚眼レンズのようなレンズを使って撮っているのです!

これが物件資料の写真が良く見えるトリックなんですね!

そのため、実際に内見してみると、「こんな狭いんだ!」、「写真とイメージが違う!」と感じることがあるのです。

長方形の部屋と正方形に近い部屋とでは感じる広さが異なりますしね!

 

<居住空間以外の広さも確認しよう!>

廊下の広さや、各部屋の間口の大きさも確認するようにしましょう。

洗濯機や冷蔵庫が大きなものを持っている場合、引っ越しの際に部屋まで入れられない場合がありますからね!

また、キッチンでは、冷蔵庫が置けるスペースは十分にあるか、洗面所でも、どれくらいの大きさの洗濯機が置けるかなどをしっかりと確認しましょう。

自分の家具や荷物がきちんと収納できるかどうかをイメージすることがポイントですよ!

初めて賃貸物件を借りる人では、物件を決めてから家具や家電を購入する人が多い傾向にありますので、気に入った物件があったら、内見時に部屋の縦幅、横幅、奥行き、キッチンの広さなどを測っておくと効率が良いですよ。

 

「日当たりが良い」は、実際そうでもない場合もある!?

物件資料に、「南向き」、「日当たり良好」と記載されていても、実際は昼間の1時間のみ日が当たるだけで、あとの時間は目の前のビルで太陽が隠れるという場合があります。

特に冬場は太陽の位置が低くなるため、ほとんど日が当らないという場合もあるんですよね。

そのため、内見時には、どれくらい日が当たるのか、冬場にも日当たりが良いのか、物件の近くに太陽の光を遮るような建物がないかなどを確認する必要があります。

また、日当たりを重視しているのであれば、午前、午後の2回内見に行き、日当たりを確認することも大切ですよ!

 

臭いにおいには要注意!

前の住人が退去して間もない場合、においが残っている場合があります。

前の住人がタバコを吸っている人だった場合、壁がにおいを吸い込んでいるため、発生するのです。

また、キッチンや浴室、トイレなどの水回りのにおいも要チェックですよ!

水回りにある排水管の臭いにおいが部屋中にこもっている場合は、長期間空室だという可能性があります。

その場合は、なぜ長期間空室だったかを不動産会社の営業マンに聞いてみると良いですよ。

また、長期間空室だったわけではない場合は、配管に異常があることがあります。

そのような物件は、入居後に水漏れが起こる場合がありますので、避けた方が良さそうですね。

 

自分がつけたものだと思われないように傷や汚れは事前にチェック!

部屋の傷や汚れは、生活をしているとどうしても付いてしまうものです。

前の住人が退去した後にハウスクリーニングは行いますが、修理するまでもない多少の生活傷や汚れは、そのままにする場合もあります。

そのため、入居前には、前の住人がつけた傷や汚れはきちんとチェックしておきましょう!

なぜなら、自分が入居し、しばらく住んで退去するときに、自分がつけた傷や汚れだと勘違いされてしまうことを防ぐためです。

前の人がつけた傷や汚れの修繕費が、再度発生しないとは限りませんし、万が一発生したとしても、自分が支払う必要はありませんからね!

また、自分が傷や汚れの程度が酷いと感じる場合は、交換してほしい旨を不動産会社に伝えてみるのも良いでしょう。

不動産会社の営業マンが大家さんに伝えてくれるでしょう。

フローリングの交換をしてもらうのは難しいかもしれませんが、壁紙の交換程度なら大家さんが対応してくれる場合もありますので、その物件に入居したいと思っている場合は聞いてみてはいかがでしょうか?

 

遮音性があるかどうかは生活においてとっても重要なコト!

内見時に、「隣、もしくは上に住んでいる人の生活音は聞こえますか?」という質問をする人が非常に多いそうです。

特に、上に住んでいる人が歩く音や子どもが走る音などが夜に聞こえると、睡眠に支障が出てストレスが溜まりますよね!

壁が薄い物件だと、隣に住んでいる住人の話し声が聞こえる場合もありますし、反対に、自分が話している声も聞かれたくないでしょう。

騒音トラブルは、集合住宅で多い、厄介なトラブルなのです!

そのため、生活する上でストレスにならないように、内見時には遮音性もしっかり確認しておきましょう!

 

<確認の仕方!>

確認の仕方としては、物件がどんな素材や構造で造られているのかを不動産会社の営業マンに聞いたり、隣の住人に迷惑がかからない程度に実際に壁を叩いたりしてみましょう。

また、昼間に内見すると、住人が帰ってきていない可能性もあるため、気に入った物件であれば、住人が帰ってきて家の中にいる時間帯に内見することをお勧めします!

生活音が酷いようであれば、その物件は避けた方が良いかもしれませんね!

 

天井の高さは部屋を広く見せるトリック!

天井の高さは、部屋の広さを感じるポイントになるんですよ!

部屋が6帖程度の大きさでも、天井が高いだけで部屋が広く見えるのです。

目の錯覚ですね!

また、天井が高いと、ベランダに面する窓の大きさも大きくなるため、開放感も出るため、広く見えるのです。

ただし、天井が高い物件では購入するカーテンの長さも変わりますので、気になっている物件であれば、窓の高さも測ってから帰ってくることをお勧めします!

 

地震に強い部屋に住むために!部屋の傾きを確認しよう!

昔からよく、部屋の傾きを調べるためにビー玉を利用すると言われていますね。

ビー玉を置いたときに転がる物件は、建物自体が傾いている可能性が高いため、耐震性が弱かったり、台風で大雨が降ったときに浸水してしまったりする可能性があります。

また、床の素材が変形している可能性もありますので、是非確認してみてくださいね!

 

収納スペースの広さもかなり重要なチェックポイント!

収納スペースは、住んでいく上でかなり重要なポイントになります!

もし収納スペースがなかったら、収納する家具を自分で購入しなければなりませんので、あれば、初期費用を抑えることができますよね!

物件資料に、「クローゼット」、「ウォークインクローゼット」、「押し入れ」と記載してあっても安心せず、内見の際にその広さを確認する必要があります。

収納スペースが大きそうだなと思って内見してみると、意外と小さい場合もありますからね!

 

<チェックするポイント!>

内見時には、何を収納するか、自分の荷物は収まるのか、物を収納したとき出し入れしやすいかなどをイメージすると良いでしょう。

また、収納スペースにカビが生えていないか、カビ臭くないか、シミがないかなどもチェックポイントですよ!

収納スペースにカビやシミがあった場合、どこかで水漏れしているか、湿気が溜まりやすい物件かのどちらかということになるのです。

特にクローゼットには洋服を収納することがほとんどなので、洋服にカビが生えたり、虫に食われたりしてしまっては困りますよね!?

こちらもしっかりと確認しましょう!

 

電化製品を快適に使うために!コンセントの数と場所を確認しておこう!

築年数が浅い物件はコンセントの数が多い傾向にありますが、築年数が古い物件だと、コンセントの数が少ない傾向にあります。

特に、リビングなどのメインの居住スペースにコンセントが少ないと、テーブルタップなどを使って、たこ足配線に頼らなければならない場合もありますよね?

そうなると、見た目もスッキリしませんし、何よりも火事のリスクが高くなってしまいます!

また、キッチンも、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯ジャー、ミキサーなどの電化製品を多く使用する場所ですので、コンセントの数は重要になります。

さらに、コンセントの位置も重要です!

それによって、テレビを置く場所などを考えなければならないためです。

物件資料の間取りに、どこにどの位置で何個コンセントがあったのかを記入しておくと分かりやすいですね!

 

水回りは清潔か?設備は物件資料通り設置されているか?

キッチン、浴室、洗面所、トイレなどの清潔さも要チェックです!

前の住人が全然掃除をしていなかった場合、排水管の老朽化が進んでいる可能性や、カビが生えている場合もあります。

前の住人の退去後に行うハウスクリーニングや、入居前のハウスクリーニングでは落ちない汚れがついている場合もありますので、しっかり確認しましょう!

また、シャワーの水圧や、浴室乾燥機能、追い焚き機能などがどの程度なのかも見ておいた方が良いですね。

「浴室乾燥機能つき」と書いてあるのにもかかわらず換気扇がついているだけだったり、比較的新しい浴室設備を想像していたのに、古い設備だったりする場合があります。

また、洗濯機置き場のサイズも計っておいた方が良いでしょう。

特に、最新のドラム型洗濯機を持っている人は、一人暮らし用の物件では入らない場合があるかもしれませんからね!

 

携帯電話の電波がどの部屋でもきちんと届くか?

現代では、ほとんどの携帯電話会社が電波が届くエリアを拡大していますが、周りの環境によって電波が入らない場合があります。

例えば、「部屋の窓際にいると電波が入るが、部屋の奥に行くと圏外になる…」などがありますね。

この場合、物件の近くに高層ビルやマンションが並んでいて、電波を遮ってしまっている可能性が高いです。

携帯電話会社に依頼すると、電波が入りやすくする装置を貸し出してくれる場合もありますが、手間や時間がかかるため、内見の際に電波の入り具合を確認しておきましょう!

 

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