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物件に対して毎月かかる費用はこの3つ!

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賃貸物件を借りる際にかかる初期費用は数十万円かかります。

しかし、これから生活していく際は、毎月、家を借りていることに対してかかる出費もあるのです。

具体的には、「家賃」、「駐車場代」、「共益費または管理費」が一般的ですね。

住んでいる地域や物件の条件によって毎月かかる費用の相場は異なりますが、地域によって収入も変わってくるため、自分に合った物件を選ぶことが重要になりますよ!

独身の人は、ルームシェアをすれば毎月の費用を折半できるため、ストレスでなければ、検討してみるのも良いのではないでしょうか!?

 

「家」を借りている「賃貸料」で「家賃」!

家賃は、大家さんに物件を借りている賃貸料で、毎月必ず支払わなくてはならない出費です。

一般的に、毎月月末辺りに翌月1日~月末までの家賃を払う、前払い制度になっています。

支払い方法は、口座からの引き落とし、クレジットカード払い、銀行振り込み、大家さんに手渡しという4つの方法があります。

 

<口座引き落とし>

一般的に、口座からの引き落としが一番多い支払い方法で、毎月決まった日にちに口座から自動的に引き落とされます。

しかし、口座に残金が足りなかった場合は引き落としができないため、「滞納」になってしまいますよね?

それを防ぐために、引き落とし口座と給料の振込口座を同じにしておくか、引き落とし口座に多めにお金を入れておけば、滞納を防ぐことができますよ!

 

<クレジットカード払い>

クレジットカード払いは、最近増えている支払い方法です。

クレジットカードのポイントを貯めている人は家賃を支払うことで、大きなメリットがあるんですよ。

自動的にクレジットカードから引き落とされるため、家賃の支払いを忘れることはありませんし、家賃は毎月必ずかかる大金なので、効率良くポイントを溜めることができちゃうのです!

ただし、注意しておきたいこともあります。

クレジットカードの決済日と口座からの引き落とし日が異なるため、他の出費と重なって口座の残金が足りなくなってしまった場合、口座から引き落としされなくなってしまいますよね?

それが続くとクレジットカードが止められてしまい、家賃の支払いもできなくなってしまう可能性があるため、十分に注意してくださいね!

また、物件の管理会社によってクレジットカード払いができる物件とできない物件がありますので、契約時に確認するようにしましょう。

 

<銀行振り込み、大家さんへ手渡し>

銀行振り込みや大家さんへ手渡しする場合は、支払い日期限が「毎月月末までに」や、「25日までに」などと、期限が指定されていることがほとんどです。

万が一期限を過ぎてしまうと滞納になってしまい、大家さんから連絡が来たり、トラブルになったり、それが続くと退去を迫られる可能性もありますので、必ず期限内に支払うようにしてくださいね!

 

自動車を持っている人は「駐車場代」も必要!

現代の日本では、自動車を保有している人は非常に多いと言います。

しかし、都心部に住む人となると、交通網が発達しているため、自動車を持たない人も多くいます。

自動車を保有している人が賃貸物件を借りる際、駐車場が必要になりますね。

敷地内に駐車場が付いている物件と付いていない物件がありますが、郊外では駐車場付き物件の数が非常に多いです。

それに対して、都心部にある物件では、敷地内に駐車場が付いていない物件が多いため、家の近所に駐車場を借りる必要があるのです。

 

<駐車場代の相場は?>

・郊外

郊外の駐車場付き物件の駐車場代は、土地の価値にもよりますが、5,000~10,000円くらいの金額であることが多いです。

また、駐車場代は家賃に含まれているため、「駐車場代無料」という物件も多く存在します。

これくらいの金額であれば、家計が助かりますよね!

・都心部

都心部の駐車場付き物件の駐車場代は、土地が狭く、価値が上がるため、30,000~40,000万円ほどかかります。

また、物件に駐車場がなく、家の近所に別途月極め駐車場を借りる際も同じくらいの金額がかかります。

都心部に住む場合、家賃も合わせると非常に高額になるため、車を手放すか、郊外に住むという人も少なくないんですよ。

 

物件のメンテナンスには必要!「共益費または管理費」

共益費、または管理費とは、建物の共有部分や建物自体の維持、清掃、修理に充てられる費用のことを言います。

その物件の住人全員が支払っている費用で、その合計を維持費、清掃費、修繕費に充てるのです。

主に、共有部分の掃除をしたり、電気器具などを交換するなどのメンテナンスをしたり、エントランスや廊下、エレベーターなどの電気代を支払ったりします。

また、建物の外壁工事をしたり、エレベーターの修理をしたりする費用にも充てられますよ。

 

<共益費と管理費に違いはあるの?>

共益費は、建物の共有部分を維持するためにかかる費用のことを言います。

それに対して管理費とは、建物の共有部分の維持の他にも、建物の外壁などのもっと大きな部分の修理に使う費用や、建物を管理する管理人の人件費などを含めた、広い意味での管理をするために使う費用のことを言うのです。

「管理費」という言葉を使うのは、中高層以上のマンションが多いようですよ。

微妙な違いがあったんですね。

 

<価格相場は?>

共益費や管理費は、賃貸マンションの場合、一般的に家賃の5~10%程度だと言われていますが、エレベーターのある賃貸マンションでは、10%ほどかかる場合が多いですね。

共益費や管理費が安い場合、きちんと管理されていない可能性もあるため、内見の際は、建物のエントランスや廊下にゴミが落ちていないか、壁が欠けていないかなどをチェックすると良いですよ!

 

<価格設定は大家さん次第!>

共益費や管理費の価格は、大家さんが設定します。

家賃と共益費や管理費を別にしている大家さんもいれば、家賃に共益費や管理費を含めて徴収している大家さんもいるのです。

前者の場合、入居者の初期費用にかかる負担を減らしたり、物件選びの際に家賃が安く見えるというメリットがあります。

通常、入居時には敷金や礼金がかかりますが、これらの金額は、家賃の1~2ヶ月というように家賃に対してのみにかかるので、前者の方が入居者に優しいのです。

例えば、同じ50,000円だとしても、①「家賃に共益費や管理費を含めた50,000円」と、②「家賃48,000円と共益費や管理費2,000円」の2つの物件があって、ともに2ヶ月分の敷金がかかったとします。

①の物件は、敷金が50,000円×2ヶ月分の100,000円かかるのに対して、②の物件は、48,000円×2ヶ月で、96,000円で済むのです。

つまり、②の物件の方が、敷金が4,000円安いということになりますね!

この例のように、家賃と共益費・管理費を別にした方が、入居者が初回にかかる負担が減るのです。

また、引っ越しを考えている人がインターネットなどで物件を探している際は、家賃のみで検索することが多いため、「家賃48,000円と共益費や管理費2,000円」の物件の方が安く感じるのです。

共益費や管理費は、大家さんに交渉すれば値下げしてくれることもあるので、交渉してみるのも良いかもしれませんよ!

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