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賃貸物件にはどんな設備がある?~居住スペース編~

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物件選びをする際は、住む地域や間取り、駅までの距離などで徐々に絞っていきますが、さまざまな希望条件がある中で、生活をするのに不可欠な「設備」も希望条件として重要なポイントになりますよね。

一人暮らしにあったら便利な設備、二人以上で住む場合にあったら便利な設備は異なります。

また、人によっても欲しい設備と不要な設備はさまざまですし、その設備によって家賃も変動するため、予算によっても選ぶ物件が変わってきます。

あれもこれもと設備を希望すると、他の希望条件から外れてしまうこともあります。

そのため、欲しい設備も優先順位をつけて選んでいくことが大切になりますよ!

それではまず、居住スペースの中の設備はどんなものがあるか見てみましょう!

 

ほとんどの物件で使用しているフローリングとは?

フローリングとは、木材を使った床のことを言います。

一見、どの物件も同じようなフローリングを使っているように見えますが、傷や汚れがつきにくくなるように木材の上にコーティングが施されているタイプ、遮音性があるタイプなど、さまざまな種類があるんですよ!

色も、こげ茶色や薄い茶色などの種類があるので、色によって部屋の雰囲気も変わりますね!

フローリングを採用していない物件の方が珍しいというほど、多くの物件でフローリングを採用しています。

築年数が古くてリノベーションしている物件も、ほとんどフローリングを採用していますからね。

 

<フローリングが与える効果とは?>

フローリングは、室内がオシャレに見えたり、汚れても簡単に掃除ができるというメリットがあります。

一方で、冬場は足が冷えやすくなる、傷がつくと退去時の修繕費が高くなる傾向があるというデメリットもあるんですよ。

築年数が古過ぎる物件でなければ、ほとんどの物件がフローリングを採用しているため、詳細条件としてあえて選ばなくても良いかもしれませんね!

 

家電がついていれば購入しなくても良い!

賃貸物件には、家具や家電付きの物件もありますが、そうでない一般的な物件にも家電がついている場合があります。

 

<エアコンがついている物件は多い>

賃貸物件に一般的に標準装備されている家電といえば、エアコンです。

エアコンは、寒いときや暑いときスイッチを入れると、空気を暖めたり冷やしたりすることで部屋の温度を調節してくれるので快適ですね!

賃貸物件を借りる際に、エアコンだけはついている場合が多いです。

インターネットやスマホアプリなどで物件探しをする際も詳細条件として、「エアコン付き」で絞ることができますよ。

初めての一人暮らしの場合、他の家電は購入する必要がありますが、エアコン付きの物件であれば、エアコンを購入する費用を浮かすことができます。

ただし、1LDKや2DK以上の部屋では、広い部屋の方にしかついていない場合もあるため、確認するようにしましょう!

エアコンは、もはや標準装備と言えるので、ついていることで家賃が高くなるということはあまりありません。

自分で購入する場合、高いものだと10万円程する場合もあるので、費用を浮かすためにもエアコン付き物件を選ぶと良いですよ!

 

<オール電化物件にはIHクッキングヒーターが標準装備!>

IHクッキングヒーターが設備されている物件もあります。

IHクッキングヒーターとは、火を使用せず、電力のみで調理ができる温度を発するコンロのことを言います。

オール電化物件には標準装備されていることが多いですね。

火を使用しないため、火が布などに燃え移る心配がないこと、夏場に料理をしていても部屋が暑くならないこと、掃除がしやすいことなどがメリットとして挙げられます。

しかし、消費電力が高いため、電気代も高くなる、物件の電気量の設定が低い場合ブレーカーが落ちるなどのデメリットもあります。

 

一般的な物件では、エアコン、IHクッキングヒーター以外の家電は付いていないことが多いですね。

 

あったら冬に重宝する!床暖房とは?

床暖房とは、その名の通り、床に暖房機能が付いている設備のことを言います。

 

<床暖房のメリット>

・エアコン1つよりも温まるのが早い!

冬の寒い日に家に帰ってきたときに、エアコンをつけるだけだと足元の空気が暖まるまでに時間がかかりますよね?

しかし、同時に床暖房もつければ足元から暖かくなるため、血行が良くなり、寒いと感じる時間が短くなるのです!

特に女性は末端冷え性の人が多いため、床暖房付き物件に住んでいる人は重宝している人が多いようですよ。

・火災の心配がない!

真冬の寒い日や寒冷地方に住んでいる人は、エアコンだとあまり暖まらないことが多いため、石油ストーブやガスファンヒーターを利用することが多いそうです。

しかし、石油ストーブやガスファンヒーターは、使い方を誤ったり、つけたまま寝たりしてしまうと、火災が起こる可能性が非常に高くなりますね。

床暖房をつければ、石油ストーブやガスファンヒーターを使用しなくても足元が暖まるため、多少空気が寒くても暖かいと感じることができるのです。

火災の心配もありませんしね!

・乾燥しないから風邪をひきにくい!

エアコンをつけると温風が吹くため、どうしても部屋が乾燥してしまい、空気中の菌が活動しやすい環境になるため、風邪をひきやすくなります。

しかし、床暖房であれば乾燥しにくく、風もひきにくくなるんですよ!

 

<床暖房のデメリット>

・起動時間が遅い

メリットが多い一方、床暖房の起動時間が遅いというデメリットもあります。

エアコンやストーブなどと併用すると、早く暖まりますよ!

・低温やけどの危険性がある

あまり高い温度にすると低温やけどする危険性があるというデメリットもあります。

高い温度にしないようにしたり、同じ場所に長時間座ったりしないようにすれば、そのデメリットは回避できますよ!

 

ロフトは部屋代わりに使える!

ロフトとは、通常の部屋よりも天井を高くしてある部屋に、屋根裏部屋のようなスペースを作ることで部屋のようにしたり、物置のようにしたりできる空間のことを言います。

 

<ロフトのメリット>

・部屋代わりに使える!

一人暮らし用の1Rや1Kの部屋は面積が小さいため、収納スペースが限られてしまいますよね?

1Kや1Rの部屋でも、ロフト付きであれば、天井が高いだけで広く感じられますし、ロフトを収納スペースにすれば、居住スペースを広く使うことができるんですよ!

また、ロフトを寝室代わりに使う人もおり、生活にメリハリをつけることもできるのです。

ロフトを部屋代わりに使えば居住スペースを広くとることができるため、大きめのソファーを置くなどしてインテリアを楽しむこともできますね。

 

<ロフトのデメリット>

・天井部分に熱い空気が昇る

メリットがある一方、夏場は熱い空気が天井にいくため、ロフト部分が暑くなることがあります。

・ロフト部分のエアコンの効きが悪い

天井が高いため、エアコンの効きがが悪くなるというデメリットもあります。

冷たい空気は下に溜まりますからね!

・はしごの昇り降りが大変

ロフト部分に登るためには、はしごを登り降りしなければならず、重い荷物を下ろすときに大変だったり、掃除も面倒だったりする場合があります。

 

ロフトの使用方法によっては、毎日の生活で使う場面も多いため、メリットとデメリットをよく考えて選ぶようにしましょうね!

 

荷物を一度にたくさん収納!ウォークインクローゼットとは?

ウォークインクローゼットとは、歩いて中に入ることができる小部屋のようなクローゼットのことを言います。

洋服を収納するだけでなく、棚が設備されている場合がほとんどのため、普段使わないものやバッグなどを収納することもできますよ。

 

<ウォークインクローゼットのメリット>

ウォークインクローゼットは何と言っても、通常のクローゼットよりも面積が広いため、スーツケースや掃除機などの大きなものも、小物と一緒に一度に収納できるというところがメリットですね!

最近では、新築物件だとウォークインクローゼットがついている場合が多く、荷物が多い人には嬉しい設備ですね!

 

<ウォークインクローゼットの種類によってはデメリットも…>

・湿気が溜まりやすい

賃貸物件のウォークインクローゼットでは、中に小窓がついていないため、換気をすることができず、湿気が溜まりやすいというデメリットもあります。

・小さいウォークインクローゼットは荷物があまり入らない

面積が小さいウォークインクローゼットの場合、荷物があまり収納できない場合もあります。

ウォークインクローゼット付きの物件だからと言って内見せず即決するのではなく、きちんと内見をして、どれくらいの荷物が入る大きさなのかをしっかり確認するようにすることがポイントですよ!

 

バルコニー・ベランダ・庭があれば毎日の洗濯がストレスフリー!

ほぼ全ての人は、洗濯をしますよね?

洗濯物を干す場所は室内だという人もいますが、多くの人はバルコニーやベランダ、庭に干すのではないでしょうか?

それらの設備が賃貸物件にあったら良いなと思う人は多いでしょう。

 

<バルコニーとベランダには違いがあるって知ってた!?>

バルコニーとベランダは一見同じ設備のように見えますが、実は違いがあるのです!

ベランダとは、部屋の外に張り出した屋根付きの縁のことを言い、バルコニーとは、部屋の外に張り出した屋根がない手すり付きの台のことを言います。

つまり、「屋根があるかないか」というところに違いがあるのです!

これは、ご存じなかった人も多いのではないでしょうか!?

ベランダは屋根がついているため、多少の雨が降っても、洗濯物がずぶ濡れになることはありません。

一方、バルコニーは屋根がないため、雨が降ってきたら短時間でずぶ濡れになってしまいますね。

ベランダには、屋根があって、雨が降っても濡れる部分が少ないため、普段使わない荷物をコンテナなどに入れて置いておくことができます。

しかし、住戸同士の仕切りの板があり、災害が起こったときに蹴破ることができるようになっているため、そこには荷物を置かないようにしなければなりませんね。

このように、バルコニーとベランダには違いがあるため、知っておくと物件選びに役立ちますよ!

 

<庭付き物件のメリット>

一戸建て賃貸物件やテラスハウスの1階の物件であれば、庭がある場合も多いんですよ!

庭があれば布団などの大きなものも広々と干すことができますし、ガーデニングを楽しむ際も、ベランダやバルコニーで行うより広い花壇で楽しむことができますね!

 

<庭付き物件のデメリット>

メリットがある一方、外部から不審者が侵入されやすい、猫や虫にも侵入されやすい、手入れをするのに手間がかかる、雨上がりには地面からの湿気が上がってくるというデメリットもあります。

 

近年建てられた物件には少ないですが、築年数が古い物件では、バルコニーやベランダ、庭がない物件もあります。

このような物件は、洗濯物を干すのに苦労するという大きなデメリットがあるため、毎日の洗濯にストレスを感じたくないのであれば、バルコニー・ベランダ・庭がある物件を選んだ方が良さそうですね!

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