動物好きの人必見！ペット可物件に住もう！

数少ない「ペット可物件」の特徴とは？

日本では、ペットを飼っている世帯が非常に多いです。

そんな動物好きの人が引っ越しをすることになった場合、大好きなペットを手放すのは非常に酷なことになりますよね。

手放すのが嫌だからといって、ペット不可の物件に住んで内緒でペットを飼っていた場合、鳴き声がしてしまったり、糞などの問題で他の住人に迷惑を掛けてしまうこともあります。

退去を迫られる可能性もありますからね。

しかし、ペット可の物件に住むことができれば、気兼ねなく一緒に暮らすことができるのです！

ただし、物件数が少なく、不動産会社をいくつか回らなければいけない可能性もありますので、ペットと一緒に住みたい場合は、早めに引っ越しの計画を立てることをお勧めします！

<ペット可物件には種類がある！>

ペット可物件には、「ペットと一緒に住むことを目的として建てられた物件」と、「あまり人気がない物件をペット可にして募集している物件」と、「一戸建てのペット可賃貸物件」に分けられます。

建物は、ペットが怪我をしないように部屋の中のコンセントの位置を高くしていたり、床がペットの爪で傷がつかないようにコーティングされていたり、近くに動物病院がある場所に建てられたりしていて、さまざまな工夫がなされているんですよ！

その物件の住人もペットを飼っている人が多いため、ペットを通して住人とコミュニケーションをとることもできますね。

ペット好きの人には、とっても魅力的な物件ですよね！

ペット可物件は、大好きなペットと一緒に暮らすことができることが既にメリットでもありますが、その他のメリットも多くありますよ！

<ペットと共生できる設備がたくさんある！>

まず、「ペットと一緒に住むことを目的として建てられた物件」では、ペットが散歩をした後に足を洗うことができる洗い場があったり、物件の共有敷地内にドッグランがあったり、室内にキャットタワーがあったりなど、物件の共有部や部屋自体にある設備が非常に充実しています！

その他にも、鳴き声が周囲の住人に聞こえないように防音壁になっていたり、既に防臭器具が設置されていたりして、入居者が自分で設備を揃えなくても良い物件もあるんですよ。

物件自体がペットと共生することを目的としていることから、このような設備にしているのです。

<近所付き合いが上手くいく！>

また、一般的な物件に住むよりも、近所付き合いが上手くいくこともメリットと言えますね。

「ペットと一緒に住むことを目的として建てられた物件」では、他の住人もペットを飼っている人がほとんどのため、動物嫌いの人とトラブルになることを避けることができ、さらにペットを通じて、良い人間関係を築くこともできるんですよ！

ペット可物件にはさまざまなメリットがありますが、しかしながらデメリットも多くあります。

<相場よりも家賃が高い！>

最大のデメリットは、ペット可物件のほとんどが家賃相場よりも高めの家賃に設定されているところです。

飼っているペットが床や壁に傷を付ける可能性があることが理由です。

一般的な物件の家賃相場と比べて、１～２割程高い家賃に設定されている物件が多い傾向にありますね。

また、通常敷金は、退去時に、部屋の直さなければいけない部分のみが修繕費に充てられ、その金額が敷金よりも下回った場合は返金されます。

しかし、ペット可物件では、退去時にどこにも傷がなかったとしても、敷金の中に返金されない賠償額が含まれている物件もあるのです！

敷金に賠償額が含まれていないペット可物件の場合でも、ペット不可の一般的な物件よりも修繕を行う箇所が多いため、敷金の返金額が少ない傾向にありますしね。

<飼うことができるペットに制限が設けられている！>

「ペット可」と謳っている物件でも、飼うことはできるのはミニチュアダックスフントやチワワなどの小型犬や猫のみで、大型犬は飼うことができない物件もあります。

ただし、大型犬を飼っている人でも、一戸建てやテラスハウスのペット可賃貸物件であれば飼うことができる場合が多いので、不動産会社に相談してみましょうね！

また、「ヘビは禁止」などペットの種類に決まりがあったり、飼うことができるペットの数に限りがある場合もあります。

多頭飼いをしたい人や、小型犬・猫以外のペットを飼いたい人も不動産会社に相談してみると良いでしょう！

<物件数が少ない>

ペット可物件は、通常の不動産で探そうと思っても物件数が少ないため、なかなか気に入る物件が見つからない場合があります。

また、気に入る物件が見つかっても、「スーパーが近所にない」、「電車通勤だが、家から駅までの距離が遠すぎる」など、他の環境が良くない場合もあるんです。

そして、「あまり人気がない物件をペット可にして募集している」物件では、全ての人がペットを飼っているわけではありませんし、中には、動物が好きではない人や、動物アレルギーがある人も住んでいることもあるのです。

ペットのことで隣人トラブルになる可能性もあるため、それを避けたい人は、「ペットと一緒に住むことを目的として建てられた物件」を選ぶと良いですよ。

また、不動産会社の中には、ペット可物件専用の賃貸不動産も存在します。

一般的な不動産会社よりも多くのペット可物件を取り扱っているため、希望に当てはまる物件が見つかる可能性が高いです。是非利用してみましょう！