賃貸住宅BIZ

賃貸住宅BIZ
不動産の物件探しの豆知識を掲載!

MENU

賃貸物件にはどんな設備がある?~物件そのもの編~

40

住みたい部屋がどこに位置しているかということや、その物件がある住宅自体がもともとどんなシステムを導入しているかということによっても住みやすさが変わってきます!

部屋がある位置によって、住宅自体のシステムによって、どんなメリットデメリットがあるのかを見てみましょう!

 

2階以上の部屋は階数が高過ぎない部屋を選ぶことがポイント!

2階以上の部屋を詳細条件として希望した場合、当然、「1階以外の部屋を希望する」ということになりますよね?

では、1階を避ける理由は何なのでしょうか?

1階の部屋は、荷物が多いときに運ぶのが楽、下の階の住人へ自分が発する生活音を気にしなくても良いなどのメリットがある反面、泥棒などに侵入されやすい、太陽の光が当たりづらい、台風や嵐が起きた際には浸水被害に遭いやすいというデメリットもあります。

 

<2階以上の物件に住むメリット>

2階以上の部屋に住めば、1階に住むことで起こるデメリットを感じにくいのです!

さらに高層階になってくると、虫が入りづらい、景色が良い、外の騒音が聞こえづらいというメリットも出てくるんですよ!

 

<中高層階ではデメリットを感じることも…>

中高層階の物件では、エレベーターがすぐに来ない、鳥の糞の被害に遭うことがあるなどのデメリットがあります。

エレベーターがない物件では、荷物が多いと大変というデメリットもありますしね。

そのため、2階以上の物件を希望するのであれば、2、3階くらいを選ぶと良いでしょう!

2、3階であれば、1階のメリットと中層階以上のメリットの両方を感じることができる場合が多いのです。

 

<違う時間帯で内見することがポイント!>

物件選びをする際は、「2階以上」と絞って選んでいると、入居してから、「意外と日当たりが悪い」、「エレベーター待ちで通勤に時間がかかる」ということに気付くこともあるのです。

そのため、内見は、午前中と夕方の2回に分けて行き、日当たりの状態などを確認するようにしましょうね!

 

開放的な部屋が好きな人におススメ!角部屋とは?

角部屋とは、各階の端にある部屋や、廊下の曲がる部分にある部屋のことを言います。

 

<角部屋のメリット>

・窓が多いとメリットが多い!

角部屋は、窓の数が多いため、部屋の中に光が入りやすい、開放的に感じる、通気性が良いというメリットがあります。

・窓側には人が住んでいない!

また、窓がある側には隣人がいないため、生活音が聞こえたりこちらの生活音が聞こえたりすることが軽減されます!

さらに最上階であればもっと生活音は軽減されますね!

・ベランダも広く造れる!

角部屋の物件の中には、角を造る2面に渡ってベランダを造っている物件もあります。

そのような物件では、洗濯物を多く干すことができるというメリット生まれますね。

 

<角部屋のデメリット>

・通気性が良いために起こるデメリットも…

外の空気が入る面積が広いため、夏は暑く、冬は寒いですし、そのことから、冷暖房をつけても効きが悪く、電気代が中部屋よりも高くなるというデメリットがあります。

・窓が多いために起こるデメリットも…

角部屋物件では、窓が多いために、外からの目線が気になることもあります。

特に1階の角部屋の場合は、防犯対策も厳重にしなければなりませんね!

・家賃が高め

人気なことや、窓の面を造る建設費用が中部屋よりも高いことから、家賃も中部屋より高い傾向にあるのです。

 

角部屋が住みやすいと感じる人もいれば、住みづらいと感じる人もいます。

初めての一人暮らしをする人や、角部屋に住んだことがない人は、角部屋が自分に合っているかいないかが分からないですよね?

そんなときは、インターネットなどで経験者の声を調べたり、住んだことがある人に聞いてみるのも良いですよ!

 

安定した人気を誇る南向きの物件とは?

「南向き物件」と言うときは、太陽の光が一番入ってくる窓が部屋のどちら側にあるかということで判断します。

一般的に、太陽の光が一番入ってくる窓というのはベランダがある窓のことを指す場合が多いため、ベランダがある方向が南向きの場合に、「南向き物件」と呼ぶんです!

 

<南向きの物件のメリット>

・太陽の光がよく当たる!

南向き物件は、太陽の光がどの方向の部屋よりも入りやすいため、洗濯物が乾きやすいというところが最大のメリットです!

また、晴れた日は1日中太陽の光が入るため、夕方頃までは電気をつけなくても部屋全体が明るくなりますし、太陽の光が当たることで、冬場でも暖かいんですね。

電気を夕方までつけなくても良い、冬に暖房を低い温度でつけても暖かいということから、電気代も安くなるというメリットまで生まれるのです!

これらの理由から、南向きの物件は昔から安定して人気があるんですね!

 

<南向き物件のデメリット>

・同じ住宅の中でも家賃が高め

南向き物件の人気が高いために、同じ住宅内の他の方向の部屋よりも家賃が高くなるというデメリットも出てきてしまいます。

どんな詳細条件でも、人気がある条件が揃っている物件が家賃が高くなるのです。

・太陽の光が家の中の物を傷めることも…

太陽の光が当たり続けることで、家具などが傷みやすくなったり、色物の布が置いてある場合は色褪せてしまうことがあります。

一般的にはカーテンがそれに当たりますね。

 

<物件の周囲の環境や住む人によって、南向きでなくても良い場合もある!>

そもそも、物件の南側に高層マンションやビルなどの高さが高い建物が建っている場合では、太陽の光を遮ってしまうため、南向きのメリットが一切なくなってしまいますね。

そして、朝仕事に行って、夜帰ってくるという人も、さほどメリットを感じることができない可能性があるのです。

太陽が当たる時間帯に家にいないということになりますからね!

その人の場合は、東向きの部屋が向いているんですよ。

物件周囲の環境や、自分の生活リズムによっても合っている方向が異なりますので、それも考慮して物件を選ぶことがポイントですよ!

 

ガスが不要!熱を発する設備は全て電気で!オール電化とは?

オール電化とは、ガスを使わず、お風呂の給湯やシャワー、冷暖房までを全て電気で行う設備のことを言います。

ちょっとした豆知識ですが、オール電化は、最近の設備だと思われがちですが、実は大正時代から使われている設備なんですよ!

現在では、短期住宅用のマンションなどに多く採用されていますが、一般的な物件では普及率が低いです。

 

<オール電化のメリット>

・火事になりにくい!

オール電化の最大のメリットは、ガスや火を使用しないため、火事になりにくいことです。

火事になりにくいだけでなく、火を使うことで発生する一酸化炭素も発生しないため、空気を汚すこともないんですよ。

・震災が起きた際でも復旧が早い!

震災が起こったときにはライフラインの復旧が早いこともメリットです。

東日本大震災の際、ガスは1ヶ月近くもかかったのに対し、電気は2~3日で復旧されたそうなんです!

このようなメリットから、オール電化は現在、賃貸住宅などの集合住宅で普及しつつあるんですよ。

 

<オール電化のデメリット>

・IH用の調理器具を準備する必要がある

オール電化の物件だと、キッチンではIHクッキングヒーターを利用することになるため、今までガス用の調理器具を使っていた場合は、IH用の調理器具を準備しなければなりません。

・電気代が高い

電気代も割高の場合があるところもデメリットとして挙げられるでしょう。

ガスを使用している物件は電気代+ガス代がかかりますが、オール電化の物件ではもちろん電気代のみで、ガス代はかかりません。

一見、どちらの方が費用が高くなるか分かりづらいですが、実はオール電化の方が金額が高くなってしまうようなのです!

 

<オール電化の方が電気代が高くなる理由は?>

オール電化の方が電気代が高くなる理由は、料金プランが関係してくるのだそうです。

一般的に、オール電化の料金プランは、昼間の電気料金は高く、夜間の電気料金は安く設定してあります。

これは、お風呂やキッチンで使用する蛇口から出てくるお湯を、夜中に沸かして溜めているためなんですね。

そのため、日中は仕事などで外出していて、夜は家にいることが多いという生活リズムの人であれば電気代はさほど割高にはならないのですが、昼間に家にいることが多い生活リズムの人は昼間に電気を使うため、必然的に電気代が上がってしまうことになるんですね。

物件を選ぶ際は、光熱費も考慮することがポイントですね!

 

都市ガス?プロパンガス?賃貸物件はガスの種類も違う!

ガスには、都市ガス、プロパンガス2種類のガスがあり、物件によって使っているガスが違うのです。

このガスの種類も物件の詳細条件として希望することができます。

一般的に、プロパンガスの方が都市ガスよりもガス代金が高いと言われているため、都市ガスを希望する人が多い傾向にありますね。

ただし、都市ガスはガス料金が安いというメリットと、震災のときに復旧に時間がかかるというデメリットを持っていて、プロパンガスは火力が強い、地震などが起きた際にも復旧が早いというメリットと、ガス料金が高いというデメリットを持っているため、それも考慮する必要がありますね!

 

戻る