賃貸住宅BIZ

賃貸住宅BIZ
不動産の物件探しの豆知識を掲載!

MENU

引っ越し初心者は覚えておこう!引っ越しにかかる初期費用はコレ!

61

賃貸物件に引っ越しをする際は、さまざまな初期費用が発生します。

一般的に、「敷金」、「礼金」、「仲介手数料」、「初回賃料」、「損害保険料」が不動産会社や大家さんに支払う費用として発生し、家具や家電を購入する費用が自分が生活するためにかかる費用として発生します。

その他、鍵の交換料や、ハウスクリーニング代がかかる場合もありますね。

中には、敷金や礼金がかからない物件や、仲介手数料が無料の不動産会社もありますし、家具家電付きの物件に住めば、その購入費用も抑えることができます。

また、引っ越しのオフシーズンは、敷金・礼金が安くなることもあるため、引っ越しの時期が決まっていない人は、その時期を狙うのも初期費用を抑える手段の1つでしょう!

しかし、初期費用を抑えるにはさまざまな条件があるため、その条件を契約前にしっかり確認し、自分の希望と予算に沿った物件選びをすることが大切になりますよ。

 

退去時の修繕費用!「敷金」

敷金とは、退去するときに、その物件を入居前と同じ状態にまで戻すために充てられる修繕費用のことを指します。関西地方では、「保証金」と呼ばれることもありますよ。

一般的には、家賃の1、2ヶ月分を支払うことが多く、退去時に修理が必要な箇所があれば、契約時に支払った敷金を使って修理されるのです。

退去時に修理費用が敷金を下回った場合はその差額分を、故意の過失が一切なく、非常に綺麗な状態であれば全額が、退去した約1ヶ月後に口座に返金されます。

毎月支払う費用ではありませんが、引っ越しをする際に必要なまとまったお金になりますので、引っ越しをする際は、敷金も予算として考慮する必要がありますよ!

 

大家さんへのお礼金!「礼金」

礼金とは、大家さんに支払うお礼金のことを指します。

一般的に、家賃の2ヶ月分を支払いますが、最近では1ヶ月分になっている物件も多いですね。

礼金は、退去時に返金される敷金とは違い、一切返金されないため、不動産会社を通して大家さんに交渉すれば、金額を安くしてもらえることもありますよ!

また、築年数が古い物件や、入居者を長期間募集していた物件は、礼金がかからない場合が多いです。

大家さんが、「入居してくれてありがとうございます」という意味で、礼金を無料にしているんですね。

一般的に、敷金と礼金を合計すると、家賃の3ヶ月分とかなり高額ですが、最近では敷金や礼金が不要な賃貸物件もありますので、チェックしてみてくださいね!

礼金も契約時のまとまったお金のため、予算内で収まるよう、十分考慮しなければなりません。

 

不動産会社へ支払う費用!「仲介手数料」

仲介手数料とは、物件の紹介や契約の手続きを代行してもらう手数料として、不動産会社に支払う費用のことを指します。

一般的に、家賃の1ヶ月分が上限だと決まっています。

 

今月住んだ分はきちんと払います!「初回賃料」

入居日から次の家賃の支払い日までの家賃のことを指します。

家賃は一般的に、前賃料になっており、翌月の1日~月末までの家賃を当月に支払います。

そのため、初回賃料は、「今月分の住んだ家賃を支払ってください」という意味で、当月分の家賃を日割り計算した賃料を契約時に支払います。

例えば、3月15日が入居日の場合、3月15日~3月31日までの17日分を契約時に支払うということになります。

そして、3月31日に支払う分は前賃料になりますので、4月1日~30日までの分を支払うということになるのです。

月末辺りに入居の場合は、翌月分の家賃も合わせて支払うことがありますので、不動産会社に確認するようにしましょうね!

 

万が一の過失のために!「損害保険料」

損害保険料とは、入居者の過失によって起きた火災や水漏れなどで、他の入居者に被害を与えた場合、その損害を補償するために加入する保険のことを指します。

一般的に、契約条件として強制的に加入することが多いです。

万が一自分が火事を起こして、家の中が焼けてしまった場合、自分の住戸の被害だけで収まることはほとんどありませんよね?

最低でも上下左右いずれかの住戸には被害が及ぶはずなので、このような保険があるのです。

物件の規模や保険の種類によって補償内容や金額は異なりますが、概ね1~2万円を支払う場合が多いですよ。

 

自分が生活するために家具・家電の購入費用も必要!

今まで一人暮らしをしていた人や、家族暮らしの場合は、新たに家具や家電を購入する必要がない場合もありますが、初めての一人暮らや、結婚して実家から出る人の場合は、一通り揃えなければなりません。

十分な生活ができるほどの家具や家電を揃えようとすると、数十万円かかる場合がほとんどです。

そのため、家具・家電は、賢く購入するのがポイントになるんです!

家電量販店や家具店では、「新生活応援フェア」などと謳っていて、セットで購入すればお得な場合がありますし、アウトレットなどでも安い金額で購入できてしまうのです!

家具・家電の購入費用は、買い方次第で出費を抑えることもできますので、いろいろ下調べをして購入すると良いですよ!

また、今まで一人暮らしをしていた人や家族暮らしの場合も、物件によって欲しい設備がない場合は購入しなければなりませんね。

この場合、大家さんに交渉すれば、1点くらいの設備であれば購入・設置してくれる場合もありますので、交渉する価値はありますよ!

戻る